起業・創業時のご相談 会社の決算日はいつなの？ 起業時の会社、個人事業のご相談は千代田区の税理士事務所です。

創業間もない方ですと、ご自分の会社の決算日が良く分からないという方もいらっしゃいます。
　会社の決算日は重要ですので是非覚えておいてください。
会社の決算日は設立する際に作成した「定款」に記載されてます。

　なお、法務局で入手できる「履歴事項全部証明書」（通称「謄本」）には決算日は記載されていませんのでご注意ください。
定款は会社によって少々異なりますが、定款の後ろの方に「第○章　計算」というところがあり、その後に

（事業年度）
第〇〇条　当会社の事業年度は、毎年５月１日から翌年４月３０日までの年１期とする。
　などと記載されてます。

　この場合、この会社は４月決算ということとなります。そして決算を組んで、申告書を提出して税金を払う期限は
その２ヶ月後の６月３０日となります。

前述のとおり、決算日は謄本に記載されませんので、決算日変更も登記事項ではありません。
したがいまして、決算日を変更したい場合は登記料金を発生させずに行うことが可能です。

　具体的には株主総会を開催して、その総会議事録をコピーして、
税務署・都税事務所・（市役所）の届出書につけて提出することにより可能です。